コラム

【東京の文化芸術に着目!】ARTS COUNCIL助成金(地域芸術文化活動応援助成プログラム)

2024.03.27[事業支援]


ARTS COUNCILのほかの助成プログラムについては
こちらのコラムでご紹介しています。
 ⇒
東京芸術文化創造発信助成プログラム
 ⇒
芸術文化社会支援助成プログラム

 ⇒
伝統芸能体験活動助成プログラム
 ⇒芸能文化魅力創出助成プログラム
 ⇒東京ライブ・ステージ応援助成プログラム



【都内芸術文化を盛り上げる取り組みをサポート】

こんにちは。西新宿の行政書士、田中良秋です。
エンターテイメントの取り組みサポートを
展開中の、
ARTS COUNCIL(アーツカウンシル)助成金
今年は2月以降より、
各助成枠のグランドルールの公開、
申請受付が順次スタートしていますが、
本コラムでは、
都内各エリアの芸術活動

文化の醸成や発展を促進する
取り組みをサポートする、
地域芸術文化活動応援助成プログラム

について、ご紹介します。
※東京都外の地方を対象事業とした
 ARTS COUNCIL助成プログラムもございます。

 当事務所までご相談ください。




【地域芸術文化活動応援助成プログラムとは】

今回のコラムでご紹介する、
アーツカウンシル東京が展開する
地域芸術文化活動応援助成プログラムとは、

地域の芸術文化に
誰もが触れ参加できるような環境づくり


芸術文化を通じた地域の活性化や地域振興
を目的として、
都内の各地域の特色ある文化の醸成・発展を
促進する芸術文化活動、
各地域の文化財や文化資源を未来に向けて継承し
その魅力を地域内外に 広く発信する取り組み

を対象として
東京を拠点とするエンタメ団体が負担する
活動経費の一部をサポート

するものです。




【地域芸術文化活動応援助成プログラムのグランドルール】

地域芸術文化活動応援助成プログラムは、
地域に根付く芸術文化の体験や参加
を通した地域活性化や振興

を目的に、
地域文化財や資源の継承と
地域芸術文化の魅力を全国区に発信

すべく
東京を拠点とする
エンタメ団体が負担する
活動経費の一部をサポート

します。

この助成プログラムは、
短期=1年の事業をターゲットに、
2期にわたって公募の予定です。



<助成金額、助成率>
助成率はMAX1/2
となっています。
この助成プログラムはさらに、
申請事業で芸術文化に
触れ、参加できる人数規模によって
2つの区分に分かれ、
サポートMAX金額が異なります。



<助成対象事業>
都内開催で、一般公開をともなう
地域芸術文化活動
で、
次の要件が求められます。



また、
助成対象事業の実施期間が定められています。
対象実施期間から外れる取り組みや
発生経費は助成対象外

となることに注意しましょう。

申請事業の実施期間は、
採択される公募時期によって異なります。



<助成対象者>
東京芸術文化創造発信助成プログラムは
都内に本社や拠点がある団体
を助成対象としています。
団体は法人格があるかどうかを問われません。



このプログラムで定義される
団体は、
次の要件をクリアすることが必要です。
大規模芸術活動である区分②においては、
要件がプラスされることに注意しましょう。






<助成対象経費>
次の経費が助成対象となります。
ほかの助成プログラムと比べると、
費目名は同じでありながら
その詳細は地域芸術文化活動ならではの
ユニークな費用がラインナップされている
ことに、注目です。



<申請>
オンライン申請
申請できる事業は1件

となります。
昨年までは郵送申請となっていましたが、
今年からは、
いかなる理由であっても
郵送や持ち込み申請は認められない

ですので、注意しましょう。

また今年の公募は2回、チャンスがあり、
ひと月ずつの申請受付期間が設定されています。
第1期申請受付はすでに3月21日からスタート
しており、
4月22日が申請締め切りとなります。


※第2期公募も6月中旬にスタート予定です。




【地域芸術文化活動応援助成プログラムの審査】

申請事業は
事前調査や外部有識者の意見をふまえて
審査されます。
審査期間は、
公募回によって、2か月から3か月
を予定しています。

<公募ガイドライン:申請から助成フロー>


地域芸術文化活動応援助成プログラム
においての採択につながる審査ポイントとしては、
計画性、地域性、継承性
といった3つの要素が
申請事業に総合的に備わっている
ことが望ましいです。

事業の計画性はもちろん、
都内各地域の芸術文化としての価値
次世代への継承可能性

をアピールできる事業が
採択につながると考えます。


※上記一覧にチェックがない要素であっても
 なくてもOKというわけではなく、
 個々に審査、評価されます。




【第1期申請はすでにスタート!ご活用ください!】

今回ご紹介しました
地域芸術文化活動応援助成プログラムは、
都内各エリアに根ざした
伝統的な芸術文化活動といった
ユニークな助成プログラムとなっており、
ほかのプログラムとくらべても
オンリーワンの対象となっています。
東京という1エリアのなかにある
その地域ならではのさまざまな
ローカル芸術文化にスポットライトがあたり
さらなる輝きをはなつ。
そんな事業をご検討であった、
事業者の皆さまにとっては、
またとないサポートを受けられる
助成プログラムです。

公募は2回チャンスがありますが、
事業の実施期間が異なりますので、
ご構想中のビジネススケジュールを
念頭に入れていただき、
助成金をご活用いただきたいです。

WINDS行政書士事務所は
ARTS COUNCIL助成金をはじめ、
エンタメや芸術文化活動を支える
各助成金、補助金申請において
サポートを承っております。
どうぞお気軽にご相談ください。