コラム

【深化する芸術活動向け】ARTS COUNCIL助成金(芸術文化による社会支援助成プログラム)

2024.02.14[事業支援]


ARTS COUNCILのほかの助成プログラムについては
こちらのコラムでご紹介しています。
 ⇒
東京芸術文化創造発信助成プログラム

 ⇒
伝統芸能体験活動助成プログラム

 ⇒地域芸術文化活動応援プログラム
 ⇒芸能文化魅力創出助成プログラム
 ⇒東京ライブ・ステージ応援助成プログラム



【エンタメによる社会サポートのための助成金!】

こんにちは。西新宿の行政書士、田中良秋です。
今年度も
エンターテイメントの取り組みサポートを
展開している、

ARTS COUNCIL(アーツカウンシル)助成金
今年も2月に入り、昨年から引き続いて
助成枠のグランドルールが公開されています。


さまざまなサポートプログラムが存在しますが、
本コラムでは、

都内や海外での多様なエンタメ活動

社会課題にも目を向けた芸術活動
といった取り組みをサポートする、

芸術文化による社会支援助成プログラム

について、ご紹介します。

※東京都外の地方を対象事業とした
 ARTS COUNCIL助成プログラムもございます。

 ⇒
当事務所までご相談ください。




【芸術文化による社会支援助成プログラムとは】

今回のコラムでご紹介する、
アーツカウンシル東京が展開する
芸術文化による社会支援助成プログラムとは、

さまざまな社会環境にある方々が
共に参加し、個性をリスペクトし合いながら
クリエイティビティを発揮できる芸術活動

や、
芸術文化の特性を活かして
社会や都市の諸課題に取り組む活動の支援

を目的に、
東京を拠点とするエンタメ団体が負担する
活動経費の一部をサポート

するものです。






【芸術文化による社会支援助成プログラムのグランドルール】

芸術文化による社会支援助成ブログラムは、
社会における
芸術文化の新たな意義を提起し、
あらゆる人に開かれた芸術のあり方
を推進する先駆的な活動
や、
長期的視点を持ち
着実に課題解決に資する活動の支援

を目的に、
東京を拠点とする
エンタメ団体が負担する
活動経費の一部をサポート

します。

この助成プログラムは、
短期=1年の事業をターゲットに、
2期にわたって公募の予定です。



<対象ジャンル>
東京芸術文化創造発信助成プログラム
のように
ジャンルの特定は設けられていません
が、

文化的なジャンルであればなんでもOK
というわけではなく

あくまで

芸術文化に該当すると
一般的客観的に認められるもの

助成ジャンル
となります。

<助成対象者>
東京芸術文化創造発信助成プログラムは
都内に本社や拠点がある団体
を助成対象としています。
団体は法人格があるかどうかを問われません。



このプログラムで定義される
団体は、
次の要件をクリアすることが必要です。



<助成対象事業>
都内または海外での開催事業で、
次の要件が求められます。



また、
助成対象事業の実施期間が定められています。
対象実施期間から外れる取り組みや
発生経費は助成対象外

となることに注意しましょう。



一方、
次のような事業は助成対象外となります。





<助成金額、助成率>
採択決定した申請者は
MAX200万円
助成率はMAX2/3

までサポートが受けられます。



<助成対象経費>
次の経費が助成対象となります。



一方、
次のような経費は助成対象外となります。



<申請>
オンライン申請
申請できる事業は1件

となります。
いかなる理由であっても
郵送や持ち込み申請は認められない

ことに注意しましょう。

また
第1期申請受付はすでに2月1日からスタート
しており、
3月上旬が申請締め切りとなります。


※第2期公募も6月末にスタート予定です。




【東京芸術文化創造発信助成プログラムの審査】
1次審査にて
事前調査や外部有識者の意見をふまえて
審査されます。
審査期間は、およそ3か月半を予定しています。





芸術文化による社会支援助成プログラム
において、審査上重要な要素としては、

申請事業に必要な要素が総合的に備わっている
ことが望ましいです。


※上記一覧にチェックがない要素であっても
 なくてもOKというわけではなく、
 個々に審査、評価されます。


ちなみにこの助成プログラムでは、
申請事業が
将来的な長期ビジョンに即している場合
将来の類似助成制度で優先的なサポート

受けることができます。






【助成が見込めそうな事業】

サポートが見込める具体的な事業について、
アーツカウンシル東京は
次のようなものをピックアップしています。
ご参考ください。

東京に軸を置く団体を通して
エンタメに携わるさまざまな皆さまの
活動や表現の場作りが大切にできる取り組み

また、
課題の設定とクリアによって
エンタメ業界全体にはたらきかける
ロールモデルとも言える取り組み
をサポート

するという方針がうかがえます。






【第1期申請締め切りは3月5日まで!】

今回ご紹介しました
芸術文化による社会支援助成プログラムは、
エンタメ事業者はもちろん、
芸能や芸術を楽しみたい方々が
さまざまな障害やハンディキャップを
取り除き、
共同創作に参加できる仕組みや
取り組みをバックアップしてくれる、
サポートプログラムです。

このプログラムの初回公募、
3月5日18時まで
と申請期限が設けられていますので
要件に見合うお取り組みを
ご検討の事業者さまは、
お早めにチェックしてください。

WINDS行政書士事務所は
ARTS COUNCIL助成金をはじめ、
エンターテイメントに関連する
各助成金、補助金申請において
幅広くサポートさせていただいております。
採択実績に裏打ちされた専門家のノウハウを
是非ご活用ください。