※ライブエンタメサポート
　（一般枠、ビジネスモデル枠）
　については、こちらのコラムでご紹介しています。
　⇒【2023年エンタメ補助金】JLOX補助金
　⇒【大規模エンタメをサポート】JLOX補助金ビジネスモデル枠PART1
※映画制作サポートプログラムについては、
　こちらのコラムでご紹介しています。
※JLOX補助金ブランデッドコンテンツサポートについては
　こちらのコラムでご紹介しています。
※映像コンテンツシステムサポートについては、
　こちらのコラムでご紹介しています。



【ロケ費用補助！もうひとつの映画制作サポート】

こんにちは。西新宿の行政書士、田中良秋です。
今年春から展開されてきたエンタメ補助金、
JLOX補助金。

映画制作におけるサポートプログラム
の情報がいよいよ解禁され、
　①国内制作会社による映画制作
　②海外制作会社による国内ロケ誘致
のサポートプログラムルール
が公表され、
映画制作会社、プロダクション会社
の皆さまにとっては
ご活用の価値があるプログラム
となっています。

そんなサポートルールについて
このコラムでは、

②海外制作会社による国内ロケ誘致

について解説します。




【ロケ誘致プログラムのグランドルール】

1⃣制度目的
ロケ誘致サポートプログラムは、
海外映像制作者などによる
日本国内ロケ撮影の際の制作費
をサポートし、
ロケ誘致や国内人材の活用
地域との協力を通じて、
映像産業や地域の振興
インバウンドの増加
などの促進を目的としています。

＜公募要項：制度目的イメージ＞


2⃣申請対象者
ロケ誘致サポートプログラム
に申請できるのは、以下の条件を満たす
国内設立法人、映像制作者
が基本となります。



＜公募要項：申請者応募想定スキーム＞


3⃣対象コンテンツと事業
ロケ誘致サポートプログラムの
対象・対象外コンテンツは、次のとおりです。

＜公募要項：対象・対象外コンテンツ＞



さらに、申請ロケ誘致事業は
次の要件を満たす必要があり、
比較的大規模な製作費をかける映像作品
であることが求められます。
また、
日本国内でロケがおこなわれ
ワンシーンでも日本を扱う場面が
入っていなければならない
ことに、注意したいところです。

＜公募要項：応募要件＞


4⃣補助金額と補助率
ロケ誘致サポートプログラムの
補助率は対象経費の50％
MAX補助金額は10億円
となります。

＜公募要項：補助率とMAX補助金額＞


※同じ申請者による
　別作品における申請もOKです。

5⃣補助対象経費
ロケ誘致サポートプログラムの
補助対象経費は、次のとおりとなります。
基本的には、
日本国内で発生した
事業者自身が国内法人に対して支出し
交付決定日以降に発生するものが対象経費
＝概算払い制度がない
となり、
経費によっては
補助対象金額に制限がかかることがある
ことに注意したいところです。

＜公募要項：補助対象経費＞


＜公募要項：補助対象外経費＞


6⃣対象事業期間
ロケ誘致サポートプログラムの対象事業は
採択決定日から2024年1月31日まで
におこなうものです。
5⃣で説明しましたとおり
このサポートプログラムには概算払いがない
ため、経費の発生が早まらないよう、
綿密に収支計画を立てていく
必要があるでしょう。
※2024年3月29日～2025年1月31日
　を対象事業期間に、
　2024年も公募決定しています！
　⇒VIPO新着情報



【ロケ誘致サポートの申請フロー】

ロケ誘致サポートプログラムの申請は
事務局で用意された応募フォームにて
オンライン申請します。
映画制作サポートプログラムと違い、
jGrantsは使用しないことに
注意しましょう。
※事業者登録もこの申請と同時におこないます。

申請件数は
各要件を満たせば、制限はありません。

申請受付期間は9月15日から9月29日まで
と、
非常にタイトなスケジュールですので、
要件を満たし、申請をご希望の事業者さまは
お早めにご対応ください。
⇒当事務所でもサポートします。
　ご相談ください。
※2024年2月26日～3月4日受付で
　2024年も公募スタートしています。
　⇒VIPO新着情報

＜公募要項：補助金スケジュール＞


無事に採択された申請事業は、
2024年1月31日までに、
成果物や会計書類とともに
実績報告をあげなければなりません。

実績報告された事業は
外部審査委員会による確定検査を経て、
最終的な補助金額が確定します。
※確定検査を終えた補助金は
　遅くとも2024年3月29日までに
　指定口座に入金されます。

＜公募要項：JLOX補助金のながれ＞





【採択へつながるポイントは？】

ロケ誘致サポートプログラムの審査において
軸となる要素は、

事業遂行力
実施体制
経費の妥当性
企画内容

の4つであり、
これらの要素にてらして
申請事業が総合的に審査されます。

万全のスケジュールと体制
観客をうならせる映像企画
大規模制作の作品
具体的且つ合理的な収支計画
をアピールできるか

が採択をにぎるカギとなりそうです。

また、
加点項目が4項目設定されていますので、
申請事業に該当するか
チェックしておきたいところです。

＜公募要項：審査基準別審査ポイント＞

＋




【ロケ関連費用サポートに期待大！！】

大規模ロケを経た素晴らしい映像作品には
多大なコストがつきもの。
JLOX補助金ロケ誘致サポートプログラムは
そんな経費を強力にバックアップしてくれる、
非常に便利なプログラムです。
企画がすでに固まっており
国内ロケや映画制作費の発生が控える事業者
の皆さまにとっては、
コスト低減の一助となることは
間違いありません。

WINDS行政書士事務所は、
JLOX補助金のすべての申請枠において
申請や実績報告のサポートを承っております。
限られた申請期間だからこそ、
JLOX補助金のノウハウを知り尽くした
エキスパートのサポートを、
是非ご活用ください。