コラム

会社名の付け方

2019.11.20[行政書士・業務]



【会社名を決める基本ルール】

こんにちは。西新宿の行政書士、田中良秋です。

会社を設立するときに決める会社名。
これを決めるのにまず必要なのが、

 商号(=会社さま名)
 法人形態(=株式会社、合同会社、合資会社、合名会社etc)

となり、法人形態は必ず会社名に付けなければなりません。

株式会社の設立を決定されたお客さまから、

「株式会社を付けるとき、商号の前と後ろでなにか違いはありますか?」

とのお問い合わせを頂いたことがございます。

私も開業のときは、事務所名をどのようにしようか、同じような感覚で悩んだことを思い出します。
(憧れのあの先生は「行政書士」を頭に付けているな、
 こちらの先生は「国際法務事務所」という事務所名にされているな、など笑)



【前株と後株の違いは?】

結論としましては、前株も後株も、法律的に効力の違いはありません。

会社法上、商号のどこかに株式会社を名乗ることが義務付けられていますが、
前に付けるかうしろに付けるかは、設立者さまのお好みによることになります。

ただ、ネーミングのひびきや言葉の置き方といったバランスによって、
多少、印象に違いが出るのではないかと考えています。

私個人としては、次のような感覚の違いを感じます。
皆さまは、どのように思われますか。

 <前株>
 株式会社を強調する
 ⇒株式会社であることをすぐに認知して頂け、信頼度アップにつながる

 <後株>
 社名を強調する
 ⇒会社名の認知度が向上につながる



【欧米の会社名の付け方】

ちなみに欧米にも、日本でいう「株式会社」にあたる言葉が以下の通り存在します。

 "Corporation"=「法人格があること」をあらわす
 "Co.,Ltd"=「有限責任の法人」をあらわす
 "Incorporated"=「法人」をあらわす
 "MFG(Manufacturing)"=「製作所」をあらわす
 "Industries"=「工業」をあらわす

欧米では、会社名の後ろに付けることが一般的です。

国内の会社さまが、海外進出を行って、現地の企業、マーケットにアピールする場合、
後株としていた方が、会社名を英語表記に変えやすくて良いのかもしれませんね。