コラム

【映像コンテンツのDX、AI導入に!】JLOX+補助金(システム開発実証プログラム)

2024.03.12[事業支援]


※JLOX+補助金の各サポートプログラムについては
 そのほかのコラムでご紹介しています。
 ⇒
国内映像制作プログラム
 ⇒
国内映像企画開発プログラム
 ⇒
国内ロケ誘致プログラム
 
海外向けローカライゼーション&プロモーションプログラム

 ⇒次世代デジタルコンテンツ創出プログラム



【コンテンツシステムの開発と導入をサポート!】

こんにちは。西新宿の行政書士、田中良秋です。
2024年、映像コンテンツの企画から制作まで
幅広くサポート展開中の、JLOX+補助金

ジャンルを問わず、
現代のエンターテイメントを
表現、共有できる場所は、
リアルな会場や舞台だけにとどまらず、
さまざまな媒体も活用されており、
エンタメ事業において映像コンテンツは
欠かせないものとなっています。

また、こうしたコンテンツにおいて
AIやブロックチェーンなど、
さまざまなものが定着し始めており、
こうした技術導入においての
情報システム構築も重要です。

こうしたシステムの
開発や導入に必要なコストの
サポートプログラムが、
昨年に引き続き、

コンテンツ製作の生産性向上に資する
システムの開発・実証サポート


として展開されます。
ベールを脱いだ2024年版グランドルールを、
本コラムで解説します。




【システム開発・実証プログラムのグランドルール】

1⃣制度目的
システム開発・実証サポートプログラムは、
web3.0(ブロックチェーン技術等)や
AI(生成系 AI を含む)

をはじめとする新技術導入
などによって、
コンテンツ製作・流通工程の効率アップ、強化
に資するシステム開発・実証
業界内の普及促進となる取り組み
(=コンテンツ業界のDX)
をサポート
するプログラムで、
コンテンツ産業の持続的発展となる
エコシステム構築
や、
クリエイターをはじめとするコンテンツ制作者
の事業環境の健全化

の促進を目的としています。

採択基準の方向性に関して事務局は、

コンテンツ業界へのハレーションが大きい
業界構造を大きく変革できる事業
に限定して採択する


と、明言しています。

<公募要項:制度目的イメージ>


2⃣補助対象事業
システム開発・実証サポートプログラムで
補助され得る事業は
映像コンテンツにおいての
システム開発・実証または導入事業
です。

申請する事業が、コンテンツシステムの
開発導入かで、
次のとおり要件が分かれます。



<公募要項:対象事業の具体例>


3⃣申請対象者
システム開発・実証サポートプログラム
の申請対象・対象外者は、
以下の法人・団体となります。



4⃣補助金額と補助率
システム開発・実証サポートプログラムの
補助率1/2
MAX補助金額
5,000万円
です。
補助対象経費としては
金額下限が設定されていないため
少額案件でも補助対象となり得ます。

ただし、
既存システムの業界導入のみの場合

システムの開発・実証と導入を
すべておこなう場合
は、
MAX補助金額が1社につき500万円
まで下がります。

※昨年のJLOX補助金とくらべて、
 300万円⇒500万円にUPしました。


収支計画においては、
できるだけ開発・実証と導入にかかる
各コストの切り分けをおこなって
申請準備したいところです。

5⃣補助対象経費
システム開発・実証サポートプログラムの
補助対象経費は、次のとおりとなります。

<公募要項:補助対象経費>


<公募要項:補助対象外経費>



基本的には、
事業者自身が支出し
交付決定日以降に発生するものが対象経費

=概算払い制度がない
となり、
経費によっては
補助対象金額に制限がかかる
ことがある
ことに注意したいところです。
当事務所までご相談ください。

6⃣対象事業期間
システム開発・実証サポートプログラム
の対象事業期間は
採択決定日から2025年2月28日まで
となります。

<公募要項:対象事業期間>


後ほど説明する申請公募との兼ね合いで、
事業完了期間が固定されている
また、5⃣で説明しましたとおり
このサポートプログラムには概算払いがない
ため、
経費の発生が早まらないよう、
綿密に収支計画を立てていく
必要があるでしょう。
※審査結果通知は、
 申請募集回に合わせて異なります。





【システム開発・実証サポートプログラムの申請】

システム開発・実証サポートプログラム
の申請はオンラインでおこないます。
申請件数は、各要件を満たす前提であれば、
制限はありません。

申請システムは、jGrantsが採用され、
事前にgBizIDプライムアカウントの取得
が必要です。

申請時には、
事前に事業者登録をおこないます。

申請受付期間は3回となり、
初回公募は3月15日よりスタート
します。

<公募要項:補助金申請スケジュール>

無事に採択された申請事業は、
2025年3月31日までに、
成果物や会計書類とともに
実績報告をあげなければなりません。

実績報告された事業は
外部審査委員会による確定検査を経て、
最終的な補助金額が確定します。
※確定検査を終えた補助金は
 遅くとも2024年3月29日までに
 指定口座に入金されます。


<公募要項:JLOX補助金のながれ>


<公募要項:実績報告での必要証憑>





【採択ポイントは5つ!】

システム開発・実証サポートプログラム
において、採択につながる審査基準は、

(対象範囲を含めた)事業内容
実施スケジュールや体制
生産性向上
今後のビジネス展開
新規性・必然性


の5つが柱となり、総合的に審査されます。

<公募要項:システム開発や導入における審査ポイント>


これらの審査基準から、

適正&合理的な事業計画
十分な組織体制と資金管理
システムを活用した今後のビジネス展望
業界ハレーションの見通し
バックグラウンドのある画期的な開発モデル

といったアピールができ、
2月中に映像コンテンツに必要な
システム開発や導入工程が完了できるか


といった点が、
重要ポイントになるでしょう。

事業完了期間は採択決定後からと
限られていますので、
MAX8か月から10か月間の事業スケジュール
を設定いただいたうえで、
これら重要ポイントがアピールできるよう
申請準備をされることをおすすめします。




【2024年版の申請受付は目前!ご相談ください】

映像コンテンツは今や
エンタメ事業において重要な要素となり、
コンテンツに導入するシステムによって
その可能性はさらに広がります。
そんなコンテンツシステムの開発や導入が
事業者さまのビジネスをうらなうことは
間違いありません。

昨年からプラッシュアップされた
JLOX+補助金で、
コンテンツシステムコストのサポート
は引き続き展開が決定、
今年はなんと、3回も公募回を拡張して
サポートをスタンバイしています。
対象となり得る事業者の皆さまは
この機会に是非、
申請をご検討ください。

WINDS行政書士事務所は、
JLOX+補助金の各サポートプログラムの
サポートを承っております。
JLODlive、JLOXと、
過去のエンタメ補助金
採択実績に裏打ちされたノウハウを、
是非事業者さまのビジネスにお役立てください。