コラム

生まれ変わる西新宿五丁目

2019.09.17[新宿]

当事務所のある西新宿エリア。高層ビルやマンションが立ち並んでいます。
このうち、5丁目の一部では現在、家屋やビルの解体作業が進められています。
ペットショップや精肉店、スリランカ料理屋さんがあった場所は、いつの間にかさら地となっていました。



これは、「防災街区整備事業」と呼ばれる、新宿区の計画事業の一環であり、今年いっぱいまで行われる解体作業によるものです。

西新宿五丁目は、新宿区の防災方針において、「防災再開発促進地区」に指定されています。
これにより、老朽化した木造住宅や古い建物が取り払われ、その跡地には防災機能を強化した高層建物や公園を作ったり、その他の公共施設を整備する作業が、2022年10月まで続く予定なのだそうです。



私自身も昼食などで、このエリアは普段からよくお世話になっております。
十二杜通り沿いは老舗の居酒屋さんや安くておいしい食堂が多く、神田川も臨める素敵なところである一方、地区の奥に入ると、自転車が1台通るのも大変なほど狭い路地も多く、地震や火災が起こった場合は、付近の皆さんは避難に苦労するのではないか、という印象を持っていました。

新宿はたくさんの方が訪れる魅力的なエリアです。
この事業により、5丁目が、昔ながらの古き良き風情を残しつつ、一層安全で快適になり、訪れやすい、活気のある街に生まれ変わることを願っています。